STUDIO D'ARTISAN 40th Anniversary
「草木染め」を使って四季を表現したオリジナルデニム:MARRON
レプリカジーンズの元祖
ダルチザンと言えば、いわゆるレプリカジーンズの元祖。レプリカと言っても世界に名だたる日本製デニムの元祖であり、年代物のダルチザンであればそれそのものがヴィンテージジーンズと言っても過言ではない。
レプリカジーンズ全盛時代
僕の学生時代は既にヴィンテージの501XXは10万円以上(今よりは安いけど)だったため、数万円前半で買える501XXのレプリカジーンズを育てるのが流行っていた。
501XXのレプリカジーンズにレッドウイングのアイリッシュセッターを履く、ということが”わかってる感”を醸し出すアイテムだった。
僕は当時、ドゥニームのジーンズに黒のセッターを履いて学校に行ったり、モテると思って代官山をうろついたりしてた。
ドゥニームかダルチザンか
ドゥニーム派だったため、ダルチザンは持っていなかった。
超勝手なイメージだけど、ドゥニームはカジュアルはもちろんキレイ目 、例えばAPCの白シャツを第一ボタンまで留める、というスタイルにも合う。そしてダルチザンはゴリゴリのカジュアルに合わせるイメージだった。
当時の僕は古着→デザイナーズ系に移行し始めた頃でもあり、ダルチザンは選択肢になかった。
時は流れた
時は流れ、世の中はインスタが席巻。なんとなくインスタを眺めていると、ひときわ目を引くジーンズが。
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それがマシューさんがオールデンに合わせたダルチザンのジーンズだった。シルエットも美しいし、何よりロールアップした時の裏地の風合いが最高ではないか。
しかもダルチザン40周年記念特別モデル。
ダルチザン懐かしすぎるし、買うしかないでしょう。しかし、時すでに遅し。40周年記念モデルは軒並み売り切れ。
ダルチザン40周年記念 「草木染め」シリーズ
日本古来の草木を使ってジーンズを染めて四季を表現するこのモデル。コンセプトも素晴らしすぎるし見れば見るほど欲しくなる。桜で染めた”春”か栗で染めた”秋”のどちらかが欲しいんだけど、ガチで売り切れ・・・。
あー、このシルエットもちょうど今っぽいし欲しすぎる。
マシューさんにもサイズ感とか聞いたりして、どんどん欲しくなってくる。
うーん。
果たしてAlden Styleはダルチザン40周年記念モデルを手に入れることができたのか?
次ページに続く・・・