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INCOTEX Gray Slacks

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インコテックスの美脚パンツは何故そんなに美しいのか?

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インコテックス(INCOTEX)の超絶美脚パンツ

ファッション業界では知らない人はいない超絶美脚パンツがある。泣く子も黙るインコテックス。

美しいシルエットを描き、誰が履いても美脚に見える魔法のパンツとして名高いイタリアのパンツ専業ファクトリーブランド。

日本では十数年前に"J35"という名前で一世を風靡した。その時代を覚えている人も多いだろう。

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数ある美脚パンツの中でなぜインコテックスが王道なのか

僕はあらゆる美脚パンツを履いてきた。ビジネスとしてはインコテックス、PT01(ピー・ティー・ゼロ・ウーノ)、GTA(ジー・ティー・アー)の三大美脚パンツ。カジュアルとしてはヤコブコーエン、シヴィリア、アントレアミなどをこよなく愛している。

その中でもインコテックスは圧倒的な利用頻度で毎年のように買い足している。なぜなら僕のように「O脚・短足」という恥ずかしい姿でも、インコテックスさえあれば何とか街に出られる姿にしてくれるからだ。

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ジャケパンスタイルとしての王道

加えてインコテックスはボリオリなどのジャケットとの相性が抜群でジャケパンスタイルのパンツとして右に出るものはない。ボリオリのホップサックネイビージャケットとインコテックスのグレースラックスさえあればどこにだって行けるのである。

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インコテックスが美脚パンツの頂点に君臨する3つの理由

それではなぜインコテックスが美脚パンツの頂点に君臨しているのか3つの観点からみていきたい

  1. 徹底的に計算しつくされたサイジング
  2. パンツ専業ブランドとしての歴史
  3. 流行に流されない圧倒的なスタンダード
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1.徹底的に計算しつくされたサイジング

まず最初に徹底的に計算しつくされたサイジングにある。パンツはすべてサイジングで決まる。では美しいサイジングとは何か?

僕は美しいパンツのサイジング、すなわち方程式はこの3つだと考えている。

  • しっかりとしたテーパード
  • 浅い股上、深い腰回り、Vスリット
  • 流れ落ちるようなシルエット
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しっかりしたテーパード

まず美脚パンツの基本はしっかりしたテーパード。しっかりしたというのは「きつすぎるテーパードはNG」「緩すぎるテーパードやストレートタイプもNG」ということだ。

ではしっかりしたテーパードとはどういうことか数字で示していきたい。

裾幅は17.5センチ

まず一番重要なのは裾幅だ。裾幅は17センチ~18センチが一番きれいに見える。僕はきちんとビジネスに使うパンツは17.5センチと決めている。カジュアルにしたいときは16センチなど攻めることもあるが、やはりビジネスに使うには17.5センチがベストだ。これより太いと野暮ったくなるし、これより細いと遊びのスーツのようになってしまう。

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そしてこの裾幅はオールデンに抜群に合う。もちろんジョンロブやエドワードグリーンにも完璧に合う裾幅だ。

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もも回りは29センチ

次にもも回りのサイジング。もも回りは29センチ。

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もも回り29センチはヒップから極めて自然に流れるシルエットとなる

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ひざ回りは21センチ

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そしてひざ回りは21センチ。通常の通販サイトなどに「ひざ回り」の表記はないのだが、実は極めて重要なポイントだ。わたり(太もも周り)から裾幅に流れ落ちるようなシルエットにはひざ回りのこのサイジングが肝になる。ストレートタイプのスラックスを裾幅だけ細くすることがあるが --僕も一度やったことがある-- その場合は、ひざ下から急激にテーパードとなり、アンバランスになってしまう。だからこそ、「わたり」から「裾幅」をつなぐ「ひざ回り」のサイジングは極めて重要なのだ。

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浅い股上、深い腰回り、Vスリット

そして僕が美脚パンツはなぜ美しいのかの研究を重ねてたどり着いた大きな答えがこれだ。

浅い股上とは、極端に言えば「腰パン」で履くということだ。しかし浅い股上はフロント部分だけであり、バック側は深い腰回りとなっている。つまり前面は「腰パン」、後面は「すっぽりとお尻が隠れる」状態をインコテックスは創り出している。

これを数字で見ていこう。

股上は23センチ

もし時間があれば様々な通販サイトでいろんなブランドの股上のサイズだけを見てほしい。股上23センチは結構攻めた浅い股上だ。美脚パンツブランドはかなり攻めた股上になっていることがわかる。

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腰回りは28センチ

そしてバック側、ヒップ部分は股上23センチにプラス5センチとなっている。つまり28センチだ。インコテックスはフロントとバックでなんと5センチも長さが異なるのだ。

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フロントが浅く、バックが深い

これまで見てきた通り、フロントは23センチ、バックが28センチと5センチの差がある。写真をみるとそれがよくわかる。フロントからバックに向かって斜めにせりあがっている。

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フロントは腰パンの位置。股上23センチ。

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バックは深く包み込まれている。昔、渋谷のチーマーが履いていた腰パンジーンズとは異なる設計となっていて、きちんとビジネスに対応しているのだ。

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バック部分にはVスリット

更にはバック部分にはVスリットが入っている。一見タイトに見えるインコテックスのパンツだがこのVスリットの効果で驚くほど履き心地が良い。

加えて、このVスリットは浅い股上、深い腰回りをバランスさせる極めて重要な切込みである。浅い股上のパンツをはいてかがんだり、前屈姿勢をとると腰回りが引っ張られることがある。それを軽減させるのがVスリットなのだ。ウエストのお直しをする方も多いと思うが、その際はこのVスリットは残してもらおう。なぜならそれが浅い股上の履き心地を最高にしてくれるものだからだ。

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流れ落ちるようなシルエット

そしてサイジングの決め手は流れ落ちるようなシルエットだ。

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これまで述べてきたとおりの裾幅17.5センチや股上23センチなどの計算されつくした数字を綺麗にまとめるのがこの流れ落ちるようなシルエットだ。実はセンタークリースをあえて外側に向けて創ることで真っすぐ流れ落ちる視覚効果を表現したり、体形が美しく見えるための体形補正までをもインコテックスはデザインしている。

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この芸術作品のような流れ落ちるシルエットを創り上げる力。

それはインコテックスがパンツ専業として培ってきた歴史にあった。

2.パンツ専業ブランドとしての歴史

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インコテックスは1951年に創業

インコテックス(INCOTEX)は1951年イタリアのヴェネチアにパンツ専業ブランドとして創業した。

INCOTEX

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パンツ専業ブランドとして、美しいドレープが出る素材、履き心地にこだわった裁断、そして美脚を手に入れるための細部までこだわりぬいたサイジングを60年以上も追及してきた。

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パンツだけにこだわった60年は他の追随を許さない。そう、あの美脚パンツで有名なPT01でさえ2008年創業なのだから、インコテックスが歴史に裏付けられたブランドということが良くわかる。

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3.流行に流されない圧倒的なスタンダード

そしてインコテックスは最先端のトレンドをミリ単位で取り入れながらも流行に流されない。

圧倒的なスタンダード。大定番の安心感がある。それはなぜか?

INCOTEX Pleated Slacks

実はこのインコテックスのパンツは今シーズンのものでワンプリーツのパンツだ。最近のトレンドは80年代ファッションでパンツの流れは太めのラインだったりプリーツが入ったりする。

INCOTEX Pleated Slacks

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しかもこのパンツはベルトレスタイプ。ベルトループがなくパンツ自体についている簡易的なベルトでウェストラインを調整する。まさに最先端のトレンドを取り入れたインコテックスのパンツだ。

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しかし実際に履いてみると、トレンドに走り過ぎている感じは全くしない。大定番のインコテックスに少しだけトレンドを取り入れただけ。あくまで美しく、清らかに、そして時代の流れに沿ってゆったりと身体を合わせている。

これが今回僕が伝えたいインコテックスの究極の強みなのだ。

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スローウェアグループのインコテックス

http://www.slowearjournal.com

実は歴史をもう少し詳しく言えば、インコテックスの創業当時の名前はスローウェア(SLOWEAR)だった。

その後1970年代にパンツ専業ブランドとして名前をインコテックス(INCOTEX)に改名したのだ。

お気づきの方もいるだろう。スローウェアグループとはインコテックスやザノーネ(ニット専業ブランド)を擁するイタリアを代表するブランドだ。

ヴェネチアの貴族が原点

スローウェアはヴェネチアの貴族によって16世紀に建てられた古い家々が並ぶ運河沿いを拠点として創業した。

http://www.slowearjournal.com

伝統と自然に富んだこの創業の地で「静かでゆっくりとした環境」のもと「心を開放し革新を創造する」というのがスローウェアの信念なのだ。

しっかりと時間をかけて革新を創造する。流行に流されない大定番をゆっくりと時間をかけて創る。まさにスローウェアの名前そのものだ。

インコテックスを履いていると、大きな安心感がある。それは最先端のデザインを取り入れながらも、大定番を履いているという大きな安心感。そしてスローウェアの歴史と信念に守られた安らかな気持ちになれるからだ。

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正直こんなパンツは他にない。

さあ、あなたもぜひ圧倒的な美脚と安らかな気持ちを手に入れて欲しい。

インコテックスの美しき歴史と共に。

まとめ

インコテックスは1951年にイタリアのヴェネチアで創業したパンツ専業ファクトリーブランド。美しいシルエットで最先端のトレンドをミリ単位で取り入れながらも、歴史に裏付けられた大定番という安心感を手に入れることができる。さあ、あなたもぜひインコテックスの世界観に浸っていただきたい。ヴェネチアの風に吹かれながら、スローウェアの穏やかな気持ちに包まれながら

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インコテックスを買うならガルダローバミラノ一択。札幌にあるセレクトショップでインコテックスの品揃え、そして価格は他の追随を許さない。僕のインコテックスもこちらのショップの商品であることは言うまでもない

 

 

 

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