曇り空のVチップ
今週末の東京は天気があまり良くないですね。
今年は暖かい日が続いていましたが冷え込む日も多くなってきました。
日差したっぷりの下のオールデンも華やかで素敵ですが、冬の曇天の下のオールデンもとても雰囲気があって素敵です。
最近は原点回帰でVチップを履くことが多いですが、そんな曇天の下のVチップ。
緑と枯葉の中心にあまり手を入れていないVチップがなんとも言えないオーラを醸し出しています。
枯れる直前の色気のある男性のような、そんな雰囲気がある。
しわ入れをせず、粗野に足を突っ込み、ぐにゃりと曲げたVチップ。
自然なしわがくっきりと入り、まるで海の男が履いたジーンズのようにナチュラルで力強い姿に育ってきています。
合わせるのはDistrictのチノ。しっかりとした生地感と太目のシルエットが曇り空の雰囲気に負けない力強さがある。
オールデンは綺麗に磨いても、逆に特に手入れせずに土埃や傷だらけでも、どちらでも好みで履ける懐の深さがあります。
これが高級英国靴だと綺麗に磨いていた方がやはり様になる。
その分オールデンは自由だし、気楽に履ける。
日本のオールデンの原点であるVチップ。
オンにもオフにも使えるバランスの取れたシルエット。
そして他の追随を許さない履き心地。
このVチップを改めて評価したいです。
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