バブアーのオイルドジャケット!
英国ロイヤルワラントのバブアーは英国王室の血統書付き。
塗り込んだオイルで雨にも風にも負けないタフで男らしいジャケットなのに育ちが良い。
オールデンのインディーブーツに合わせればぞくぞくするほどの美しさを放ち
シルエットも今どきでまさに旬を迎えた最強のジャケット!
それが100年以上の歴史を誇る英国生まれのバブアー!今日はそんなバブアーを徹底的にご紹介!
しかしここまでたどり着くには長い道のりがありました
僕がバブアーのビデイルを手に入れたのは今から15年以上前。雑誌Beginでも「バブアー」ではなく「バーブァー」と表記されていた頃のこと。当時Beginが英国推しの時代にマッキントッシュのゴム引きコートと一緒にコヂマ編集長の一押しだったのがこのバブアー。
ああ、憧れのロイヤルワラント。英国紳士の正装とも言えるバブアーがついに僕の手に入るんだ。そんな気持ちを抱き百貨店に入っていたバブアーの専門店で意気揚々と購入したのです。
そこまではよかった。しかし、とにかく当時のバブアーは三重苦。
- 臭い
- 重い
- 寒い
1.臭い
まずはとにかく臭くて大変。マッキントッシュのゴム引きの匂いの100倍、いや1000倍臭い。
部屋がガソリンスタンドになったんじゃないかと思うくらいのオイル臭。お店で確認した時は「うん、悪くない香りだ」と思っていましたが、いざ部屋のクローゼットに入れるとこれがもう大変。すべての服がオイルの匂いになるどころかご飯を食べててもオイルと土のまざった香り。しばらくベランダで干していたのですが全く効果なし。
2.重い
そして重い。オイルがギュンギュンに塗り込んであるのでとにかく重い。これ本当にコットンかと思うくらいの重量感。とにかく肩がこる。着ていると重くて早く帰りたくなってしまうありさま。スタイリッシュなマッキントッシュのゴム引きコートと同じ国で育ったものとは思えない。
3. 寒い
そして挙句の果てには寒い。見るからに暖かそうなジャケットですがとにかく寒い。特にオイルがたっぷりジャケットに塗り込まれているので、そのオイルが外気に触れて氷のような冷たさになる。しかもバブアーはコットンにオイルを塗り込んでいるだけなので、実際にはコットンのジャケットを一枚着ているだけ。それに氷のマントをまとっているようなもの。もう寒いに決まっています。
当時のバブアーはそんな三重苦。それでも社会人2年目で5万4000円もの大金を出して買ったジャケット。英国紳士の嗜み、ロイヤルワラントのオイルドジャケット。
やっぱりかっこいいぜ!と自分に言い聞かせて着ていました。
しかもシルエットがダサい
しかし三重苦の上にシルエットがいまいち気にくわない。オンではマッキントッシュのスタイリッシュなシルエットで颯爽と歩いているのに週末は臭くて重くて寒いバブアーを着ている。しかもなんだかダボダボな感じで、バブアーとか知らない女子からしてみれば「先輩スーツ姿はかっこいいのに、私服はダサいんですね・・・」と言われかねないたっぷり目のシルエット。
「臭い+重い+寒い」の3重苦にプラスして「シルエットがダサい」という3+1。
あまりの匂いに耐えられなくなった当時の彼女から捨てろと言われて、仕方なく実家送りに。
その実家でもクレームが殺到し、仕方なく実家のベランダで雨の日も風の日も数年放置プレイの運命を辿った僕の愛するバブアービデイル。
今だからこそ着たいバブアービデイル!
今でこそスリムフィットタイプやノンオイルタイプが出ているバブアーですが、当時はバブアービデイルの完全オリジナル。ああ、買うのが早すぎた、ノンオイルタイプのスリムフィットを買えばよかったと思ったこともありました。
しかし年末に実家に戻り久しぶりにバブアーを着てみると、なんだかとっても旬な感じ。しかもオイルの匂いもほとんど抜けて全然臭くない、いや臭くないどころかほのかに香るオイルが逆にいい感じ!しかもオイルが抜けているから軽くなっている!さらには下北の古着屋で買ったライナーのおかげで超絶暖かい!
最近ファッション界は80年代推し。男子はツーブロックやプリーツ入りのパンツが今っぽいし、女子はMA-1などをワンサイズ上でリラックススタイルでかわいく合わせるのが旬。
シルエットもゆったりとさせて、敢えて大きめサイズを着たいのが今の気分!
- 香り豊か!
- 軽い!
- 暖かい!
+
- シルエットも旬!
15年の時を経て完璧なエイジング!そして超絶かっこいいバブアースタイルの完成!!
オールデンのインディーブーツとの相性が抜群!まるで初恋の相手と再会したかのような完璧なマッチング!!
英国のバブアーと米国のオールデン
更には仏蘭西のAPC
更にはやはり英国のJ&Mデヴィッドソンにジョンストンズ、こんなコーデでも完璧に主役になれる素晴らしきバブアーの存在感!
そしてこのゆったり目のシルエットがド旬!!
バブアーの歴史
さあ、今がド旬のバブアーの歴史を見ていきましょう。
バブアーは1894年、イングランド北東部のサウスシールドで生まれました。北海のほとりにあるサウスシールドは漁師など海の男が多く住んでいました。彼らにオイルドジャケットを提供したのが始まりです。
オイルを塗り込んだジャケットは防水性に優れ、第一次世界大戦、第二次世界大戦は防水服を英国軍に提供していたほど。
1974年にはロイヤルワラントの栄誉を受けたバブアー。
まさに英国の誇りです。
女性が着てもかわいいのがバブアー
さらにはバブアーは女性が着ても本当にかわいいです。MA-1女子もすごくかわいいですが、バブアー女子は今後どんどん増えてくるのは間違いなし!そして女子にバブアーが広まれば、バブアー男子も当然モテる!「先輩、そのバブアーの香り素敵です!」なんて言われること請け合いです!
バブアーのライナー
さてバブアーは一枚だと結構ペラペラで寒いのですがライナーをつけると一気に暖かくなります!
ライナーなしだとこんな感じ。タータンチェックがいかにも英国トラッドでかっこいい!
それに古着屋で購入したライナーをつけると更にかっこよくなる!
さあ、いきますよー!
つけ方は本当に簡単。ホックをポチポチとはめていくだけ!
こんな風に簡単につけられちゃいます!
全部つければ超絶あたたかバブアーの完成です!
うん、超絶かっこいい!!
オイルを再度塗り込むリプルーフは必要か?
バブアーはコットンにオイルを塗り込んでいることから、防水性、耐久性を保持しています。僕が購入した時も英国に送ることでオイルを再度塗り込むリプルーフができるとアドバイスをもらっていました。今は日本のラヴァレックス社がメンテナンスを引き受けてくれています。
これはあくまで個人的な見解ですが、僕はオイルの匂いがあまりにも耐えられず、15年かけてオイルを自然に抜きました。そして今は最高の状態になっています。
だからリプルーフはおそらく今後もしないでしょう。今でもそれなりにしっとりとオイルが残っていますし、街着としてバブアーを使うのであればリプルーフは要らないのではないかと思ってます。
バブアーを今買うなら
バブアーにはいろいろな種類がありますが、やはり基本のビデイルを買うのが正解だと思います!今のものはそれほどオイルの匂いも強くないと言われていますし、シルエットも日本向けに細身にしていたりするので安心して買えるのではないでしょうか。また、僕のように昔のオリジナルを手に入れる場合は古着屋である程度年数が経っているものを敢えて購入するのもよいかもしれません!
まとめ!
バブアーは英国ロイヤルワラントの栄誉を受けた英国最高傑作のジャケット!オイルを塗り込んだジャケットは15年のエイジングを経て美しく最高の状態に育った!シルエットも今まさに旬でオールデンのインディーブーツと合わせたらぞくぞくするほどのかっこよさ!さあバブアーを買うなら今しかない!!
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