アクタスのダイニングテーブル!
TECTA M21!
今回は僕が愛してやまないドイツの家具!テクタ社のダイニングテーブルをご紹介します!!
TECTA M21がすごい8つの理由!!
- 美しすぎるアシンメトリーのデザイン!
- 現代美術の神、バウハウス血統証付き!
- バウハウスの継承者であるドイツTECTA社製!!
- 機能性抜群!仕事に食事に子供の宿題に!!
- 一緒にいるのにプライベートも保たれる!絶妙な角度!!
- 収納性も抜群!足には雑誌や小物がいくらでも入る!
- TECTA製サイドテーブルでお鍋もできちゃう!
- ウォールナットの美しい木目を永遠に保てる!
さあ、具体的にひとつひとつ見ていきましょう!
1. 美しすぎるアシンメトリーのデザイン!
まず最初にその美しすぎるデザインです。
僕が初めてこのダイニングテーブルに出会ったのはまだ学生の頃でした。建築学科で学んでいる高校時代からの友人が「フリッツハンセンの椅子が超絶かっこいい」と言い出し「なにそれモテるの?」「椅子詳しいとマジモテるぜ!」ということで気づくと僕らはACTUS新宿店にいたのです。
特にオシャレ系女子は椅子が本当に大好きだということを知り、それ以来椅子の勉強に余念がありませんでした。北欧やドイツの家具は歴史に裏付けされた美しいデザインのものが多く、知れば知るほどその奥深さに引き込まれていきました。
写真は最近ACTUS新宿店で開催されたTECTA展にお邪魔した時のものですがヴィンテージのTECTAの椅子は本当に美しいデザインです。
そして当時、ACTUS新宿店で出会ったのが、ドイツTECTA社のこれまでみたこともないテーブルだったのです。そのアシンメトリーなデザインの美しいテーブルは僕の心を掴んで離しませんでした。
2. 現代美術の神、バウハウス血統証付き!
TECTAのことが頭から離れなくなってしまった当時の僕は建築学科でもないのに大学の図書館で勉強をはじめました。もはやモテるためではなく、いつか自分が手に入れる時のために。
そしてTECTAは現代美術の神と崇められるバウハウスの流れを汲む、由緒正しいファニチャーファクトリーブランドということを知りました。
バウハウスとは
BAUHAUS(バウハウス)とは1919年にドイツ・ワイマールで設立されたデザイン・美術・建築の学校で1933年にナチスにより閉校を余儀なくされた世界初の総合美術大学です。
14年間という短い期間で幕を閉じたバウハウスですがその功績は大きく今でも現代美術に大きな影響を与え続けています。
バウハウスの思想は機能美
僕がバウハウスの思想を一言でいうとすれば”機能美”だと考えています。
バウハウスはいわゆるアーツ&クラフツ運動を背景とした『中世の芸術的で丁寧な仕事を求める”表現主義”』と『製品の品質向上、機械化のため規格化を推進する”大量生産主義”』のバランスを追求する思想です。それにより機能的で美しい家具を生み出すことに成功したのです。
それは靴の世界で言えば”ビスポーク”と”大量機械生産”のバランスをとった”ラスト”による靴作りに似ています。職人と機械の融合。そしてそのバランスから生まれる機能美。
オールデンのモディファイドラストが履き心地を追求し続けることで、その美しいデザインに行き着いたという事実はバウハウスの思想を彷彿とさせます。
3. バウハウスの継承者であるドイツTECTA社製!!
TECTAはそのバウハウスの継承者。バウハウスからライセンスを付託され、バウハウスオリジナルのデザインを忠実に再現したモデルを創り続けています。
テクタの経営者でありバウハウス哲学者アクセル・ブロッホイザー
そしてTECTA率いるアクセル・ブロッホイザーは14年間しか実在しなかったバウハウス時代を知っている貴重なバウハウス体験者です。
彼が26歳の時、ペーター・ケラー デザインの家具スケッチに衝撃を受け、創作意欲に胸躍らせますが、それは叶いませんでした。当時、彼がいた東ドイツはバウハウス思想を危険と見なし弾圧の対象となっていたからです。
しかし彼はバウハウスの思想で家具を創りたい一心で西ドイツへ亡命。ローエンホルデという田舎町で念願のバウハウス家具制作へ至ります。
アートとテクニックの融合
ブロッホイザーは家具作りの際「アート(芸術)とテクニック(技術)の融合」という言葉を繰り返しました。そう、バウハウスデザイン教育の原点、造形哲学を身体に染み込ませた企業がTECTAなのです。
TECTAが創ったM21
そしてそのTECTAが1979年に創り上げたのが、僕の愛するダイニングテーブル TECTA M21です。フランス人のデザイナー、ジャン・プルーヴェのデザイン。デザイン性の高さから、建築家やデザイナーに極めて高い人気を誇ります。
4. 機能性抜群!仕事に食事に子供の宿題に!!
そしてこのTECTA M21は機能性が抜群です。僕は8年程前に購入、実際に使い続けていますが本当に使いやすい。リビングの真ん中に置きあらゆる用途に使っています。
TECTA M21は仕事にも使える!
アクタスはダイニングテーブルとしてTECTA M21を売っていますが、ドイツではエグゼクティブ用にオフィスで使われることの多いテーブルです。そのため仕事でも極めて使いやすいのです。
自宅で仕事をする時はコーヒーを飲みながらパソコンと資料を拡げることが多いかと思いますが、TECTA M21はとにかく大きく広々としたテーブルのため作業効率が良く使いやすい。
13インチのPC、A3の倍以上大きな資料、12インチのPCを置いてもこの余裕です。
PCとノートくらいだったらこんなに広々です!なんて快適!!
TECTA M21は食事にも使える!
そしてアクタスがこのTECTA M21をダイニングテーブルとして売り出し、20年以上も人気のロングセラーを続けていることからもわかる通り、もちろん食事にも大活躍します。
簡単にテーブルセッティングをすれば、ちょっとしたダイニングの出来上がり。
欧州ではライスワインと呼ばれるおいしい日本酒をいただけば昼間っから酔っぱらってしまいます。
中心にお酒やグラスを置き、その周りを囲むように座ることで家族やゲストとのほど良い距離感が生まれ、会話が本当に弾みます。
5. 一緒にいるのにプライベートも保たれる!絶妙な角度!!
僕は5人家族の3人兄弟でした。学校から帰って来るといつもリビングに入り浸り、家族と話をしながらテレビを見たり、ゴハンを食べたり、宿題をやったりしていました。
家族が一緒にいて同じ空間を共有し、子ども達と一緒に遊べるリビングを目指して創り上げたこの空間。そして一緒にいるのにお互いのプライベートが保たれる絶妙な角度にカットされたデザイン。
例えば僕が週末に家で仕事をする。そして妻も家で仕事をする。子どもが宿題をする。そんな時に同じ空間を共有しながらそれぞれの仕事に集中することが出来ます。
仕事をしている僕の視点
僕がこの位置に座るとします。正面にはテレビが見えますが、右斜め前で仕事をしている妻とは視線は合いません。
仕事をしている妻の視点
そしてこちらが妻の視点です。僕が左斜め前に見えますが視線は合いません。それぞれ同じ空間にいるのにこの絶妙な角度によってプライベート空間も保たれるのです。
一緒にいるけどプライベート空間も保たれる広さ、そして視線を自然に流すことの出来る斜めにカットされた絶妙なデザイン。
これがアクタスダイニングテーブル TECTA M21の真骨頂なのです。
6. 収納性も抜群!足には雑誌や小物がいくらでも入る!
アクタスのダイニングテーブル、TECTA M21はテーブル下も有効活用できます。スタイリッシュなデザインの足にはガラス板がついていて雑誌等を置いておけばまるでカフェ気分!
大判の雑誌5冊おいても全然余裕があります。雑誌以外にもティッシュや文房具等を置いても良いかも知れませんね。
7. TECTA製サイドテーブルでお鍋もできちゃう!!
そしてTECTA M21とセットで手に入れたいのは、TECTA K22のサイドテーブルです。
TECTA M21とK22は木の葉のような形をしているのでセットで使うことで、より美しいダイニングを創ることが出来ます。ゲストが来た時にサーブするものを置いておくなんて使い方がおススメです。
もちろんK22は単独でも使えますし、組み合わせ次第で色々な使い方が出来ます。
お鍋をやる時に材料をK22に置いておくというのはアクタスのスタッフ、イチオシの使い方です。僕も実際にやりましたが本当に便利!
ウォールナットの美しい木目を永遠に保てる!
木材の中でも極めて固く木目が美しいウォールナット
僕はTECTA M21の素材はウォールナットを選択しました。木材の中でも極めて固く、耐久性にすぐれているいわゆる”くるみの木”です。また、木目が非常に美しく希少性に富むため、ウォールナットは今となっては価格も高騰しています。
そんな美しい木目をお鍋で焦がしてしまったり、お酒でシミだらけにしては大変です。そんな時はアクタス特注のM21専用カバーを使いましょう。
M21の大きさ、形通りに創られた専用のカバーはウォールナットの木目の美しさはそのままに汚れや傷から守ってくれます。8年間、仕事や食事で使い続けても美しい木目にしみひとつありません。
しかも透明なカバーですので、ブラックウォールナットの美しいエイジングはしっかり楽しめます。
さあ、美しく機能的なTECTA M21のダイニングテーブル、ぜひあなたも使ってみてはいかがでしょうか。