皆さん、こんにちは。
僕の愛するAldenシリーズ、成長した姿をご覧いただくエイジングシリーズを開始します。
今回ご紹介する僕の愛する Alden は、オールデン バーガンディコードバン コインローファー/ペニーローファーです。
ローファーという軽やかで元気なそのたたずまいから、真夏の出番が多かった君。真夏の暑さにも負けず、コンクリートの照り返しにも負けず頑張って成長しました。そう、バーガンディコードバンが大人の女性になるのに欠かせない日光をたくさん浴びて、より魅力的な色合い、そしてより大人びた質感を手に入れることができました。
覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、前回は真新しいオールデン バーガンディコードバン コインローファーのフレッシュな姿とシワ入れの儀式をご紹介しました。
まずは 今回のエイジングシリーズでご紹介する オールデン コインローファーの概要をおさらいしておきましょう
【オールデン コインローファー/ペニーローファー バーガンディコードバン ヴァンラスト概要】
- ブランド:Alden/オールデン
- モデル:コインローファー/ペニーローファー
- 型番:99162
- カラー:バーガンディ/カラー8
- マテリアル:コードバン
- ラスト:Van Last /ヴァンラスト
- サイズ: 8D
- ショップ:LAKOTA HOUSE/ラコタハウス
【オールデン コインローファー の エイジング】
さあ、成長してより魅力的になったオールデンコインローファーを余すところなくご覧ください。
【シワ入れ箇所とのコントラストが美しい】
シワ入れしたところの色が少しずつ明るくなり、深い艶やかなバーガンディ色が残っているところとのコントラストが映えて、非常に魅力的に育ってきました。光の非常に少ない駐車場でこの輝きです。
【光を注ぐとよりコントラストがはっきりと艶やかに】
さあ、もう少し寄っていきましょう。ここも室内ですが大きな窓のそばに近づいてみました。
するとどうでしょう。コードバンの輝きが強くなり重ねたシワがコントラストを際立て、より美しいオールデンに育ったことがわかります。
僕の愛するコードバン達は一番最初にシワ入れされたところをしっかり守って育っていきます。まるで小鳥が最初に見たものを親だと思って一生ついていくように、最初に入れられたシワを一生守り続けていくのです。そんな健気なオールデンを愛さずにはいられません。
【オールデンコインローファーとお散歩がてら日光浴】
オールデンのコードバン、特にカラー8と呼ばれるバーガンディコードバンは日光を当てるとより魅力的に育てることができます。その身体に少しずつ紅い色をまとっていくのです。日本のセレクトショップはバーガンディコードバンの品質に非常に厳しく、より赤味が強いコードバンが好まれます。
さて皆さんのバーガンディコードバンの色合いはいかがでしょうか。少し暗めの色合いのバーガンディをお持ちの方でも心配ありません。日光に当てて育てることでより赤味の強いコードバンに育てることができるからです。
また、それをさらに繰り返すとシガーコードバン、もしくはオールデン125周年記念のダークブラウンコードバンのような、ホットチョコレート色に育てることも出来ます。
オールデンの育て方は十人十色、皆さんも一緒に散歩や日光浴をしながら皆さんの愛するオールデンをより美しく育ててください。
※今日はよい天気だったのでオールデンコインローファーと芝生の上をお散歩中。光が降り注ぎ、まるでシガーコードバンのような色合いに!
【オールデン コインローファー バーガンディコードバン ヴァンラストの履き心地】
さて、次に履き心地はどのように変化しているでしょうか。順を追ってみていきましょう。
【オールデンのコードバンは伸びないので最初のサイジングは大切】
オールデンのコードバンはカーフと違ってあまり伸びません。ですので、最初のサイジングは非常に大切。あまりキツいものを選択すると後悔してしまうかも知れません。そもそもオールデンは快適さを追求した靴です。少し大きめのサイジングでも時間が経ちソールの返りがしなやかになる頃には必ず足にフィットしていくでしょう。
【オールデンコインローファー、ヴァンラストのサイジング】
そんな懐の深いオールデンですが、ローファーはあまり大きすぎると大変です。特にオールデンのコインローファーは履き口が大きいことから、すっぽりと脱げてしまって、気づいたら裸足で歩いていることになりかねません。
一方でオールデンコインローファーに採用されているヴァンラストは大きいラストではなく、甲が低いため、あまりタイト目にサイズを選ぶとこれまた大変なことになります。痛くて履けないこともあるくらいです。
こういった二つの特徴を持っていることからコインローファーはサイジングが特に難しく、泣く人が多いのも事実です。
僕は迷った末にジャストサイズ〜少しタイト気味の8Dを選択しました。(モディファイドラストでは8.5C or 8Dを履いています)
果たして正解か否か!?
【最初は大変でしたが、結果は大正解!】
僕も最初の履き始めは、甲に真っ赤な跡がつくくらいで、最初の頃は正直履くのが大変でした。ただ、この子と一夏を過ごし、気づいてみたらすっかり相性が良くなって、今では完全にフィットしています。
また、オールデンコインローファーは非常に軽いので履いていて非常に楽です。その履き心地の良さからオールデン、特にモディファイドラストは天使の靴と称されることもありますが、コインローファーも極めて快適です。まるで裸足で歩いているような感覚で、ドライビングシューズとしても優れていると思います。
僕も愛車を運転する時はオールデンコインローファーを履くことが多いです。
ぜひ、皆さんもオールデンコインローファーを美しく育てて一緒にドライブをしてください!
それではまた!