ラコタハウス丸の内店訪問記 presented by Hong-san
超大作!Hongさんの丸の内ラコタ訪問記!!
前回、二重橋スクエア プレオープンで丸の内限定オールデンとお戯れのひと時を過ごしたHongさん!
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丸の内ラコタ訪問記#1 二重橋スクエア プレオープンの巻
ラコタハウス丸の内店訪問記 presented by Hong-san 超大作!丸の内ラコタ訪問記! 今回お送りするのは ...
幸せはそんなに長く続かない!?
プレオープンの幸せも束の間、深夜0時を過ぎて牙を剥く丸の内仲通り!
果たしてHongさんは生きて還れるのか!?
超大作三部作の中でも僕が一読者として一番好きな回が今回!
さあ第二部の開幕です!
●プレオープンが終わって並ぶまで
さて、本題に入ります。
有休は無事取得出来ましたので、一番のお客様になるには何時が良いかずっと悩んでおりました。
とはいえ、何時に並んだら良いのか、他の方は何時に並ぶつもりなのか、皆目見当がつきません。
そこで私が比較対象としたのは今年の4月末にあったラコタのセールでした。私自身も早朝から参加したものの入れたのはお昼過ぎで、、、後々聞くと始発組はやはり早い時間から会場に入れていたようなので、一番のお客になるには始発組到着前に並ばないといけなくなりました。
次の日は午前休を取得している為、11月7日(水)夜は会社でのんびり仕事をしていると速報が入りました!
「二重橋スクエア」の近隣で働いている友人から、
「なんか靴屋の前、人並んでたぞー」とメールが入ったのです!
彼は私にプレオープン招待券の存在を教えてくれた神のような人間です(笑)
すかさず電話をして確認したら既に5名ほど並んでおり、しかも椅子まで持参してるというではありませんか!
「ヤバい、ガチ勢なめてた。。。。完全に徹夜するつもりだ!」
「何が最初のお客様になるだ!最初どころかレアカラーすら買えないかもしれない!」
頭で考えるより先に身体が動いておりました。
上司への挨拶もそこそこにパソコン持って駅へと向かいます!
直接行くか相当迷いました!
当初の予定では家に帰り暖かいお風呂に入って早めに就寝し、始発組の少し早い時間に到着出来るようにタクシーまでセットしていたのに、、、
電車の中で窓に映る自分を見るとあまりにも軽装、、、この装備で夜を越すには無理があります。
一旦家に帰る決断をし、風呂も諦め、お洒落などそっちのけでフル装備をし、キャンプ用の椅子を片手に家を飛び出しました!
1分1秒が惜しいため、家の前でタクシーに乗りそのまま一路「丸の内」へ!
列の真横でタクシーを降り、真っ先に列を見ると、当然ながら先ほどより人が増えているものの、何とか一桁台で並ぶことが出来ました!
心の中でこう呟きます。
「勝った!これでもう安心だ!」
その後すぐに私の後に数名並んでいたので、本当にタクシーを選んで良かったと思います。
●並んでから整理券交付まで
時計を見ると既に23時半を過ぎており、人通りもかなり少なくなってきました。
さて、ここからが本番です。
丸の内界隈は深夜0時を過ぎるとあの24時間営業が当たり前のコンビニですら閉まります。
ビルへの出入りも出来なくなり、用を足すにも一苦労です。
普段あれだけ素敵な人たちが行き交うキラキラした「丸の内仲通り」が牙を剝いてくるのです!!
ただし私もプレオープンから二日間、何もせずに過ごしていたわけではありません。
この状況ですら全て「想定内」なのであります。
どこに24時間営業のコンビニがあるか、トイレはどこが近いか、全て頭の中でシュミレーションし、準備しておりました。
以前丸の内で勤めていたこともあり、土地勘があるのも有利に働いたかと思います。
時計の針が午前2時を指すころには、終電も終わり15名前後の列になっておりました。
当初私が並び始めたときは少し様子を伺っていたり、また警戒する部分もあり、会話が少なかったですが、
その頃には既に色々な会話を交わし、一体感が生まれ始めているのをハッキリと感じました。
理由は簡単です。
ここにいる方々はお互い年齢、社会的立場、性格が違えど、オールデンが好きな気持ちは同じだからです。
何の仕事をしているのか?個人の事を詮索するなどという野暮なやり取りは一切ありません。
お互いに履いているオールデンを褒めあったり、最近気になるモデルの話、なぜオールデンが好きになったかなど、
オールデンを中心に会話が弾み自然に時間が過ぎていったのです。
並び始めた時に「勝った!」と思った自分が恥ずかしくて堪りません。。
穴があったら入りたい気持ちはやまやまですが、ここは丸の内の仲通りど真ん中!
そんな穴はどこにもなく、我々のオールデン熱も吹き飛ばすかの如く冷たい風が容赦なく吹き付けます。
午前5時が過ぎ始発組の方がチラホラと並び始めました。
我々も体力の限界が近付いているのを感じましたが、
少しずつ空が明るくなると共に、店内にも光が射しレアカラーの全貌が明らかになります。
殆どの方がそこでハッキリと今回のモデルを確認したのではないでしょうか。
皆さん残された体力を振り絞り、ガラス越しに見えるレアカラーの写真を次々と撮影しておりました。
始発組が来たということは何が想定されますか???
そうです!
丸の内のイケイケサラリーマンとOLが出社してくる時間が近付いているのです!
丸の内は日本一のビジネス街ですから、平日の朝から男ばかりが並んでいる光景がどのように映るのか気になります。
ラコタの社員よ!とにかく早く来てくれ!
9時に整理券なんか無理だろ!
既にHPが3くらいしか残ってない人もいるんだぞ!
6時だ!
誰かが言いました。
ラコタの社員もさすがに今日は始発で出社するに決まってる。
6時には整理券配ってくれるはずだ。
根拠?そんなものはもうどうでもいいです。そのくらい追い込まれているのです。
無情にも6時が過ぎ、徐々に出勤する人が増えてきます。
7時だ!きっと7時に違いない!!
もう顔を上げる元気もありません。。。
幸いにも近隣のビルが開く時間になってたようで、各々体力回復に努めます。
足早に出勤するサラリーマン、OLから好奇の目に晒されていた午前8時に、
ビシッとしたスーツと、ビカビカの靴に身を包んだ集団がこちらにやってきます!
「きたぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
何が来たかはComing soon.......笑
でたー!
Hongさん得意のComing soon.......!!!
次回が気になりすぎます!!!笑
いやー、この季節の明け方は本当に寒いですから、学生ならともかくそれなりの年齢の社会人が徹夜で丸の内の朝を迎えるだなんて、普通なら絶対無理!良い大人を徹夜までさせてしまうオールデンの恐ろしさ!
きっと並んでいた方の中には徹夜なんて学生時代以来、更には職場以外の友人を作ったのも久しぶりという方もいたのではないでしょうか。
この夜を通じて生まれた友情、分かち合う一体感、そして追い求めるオールデンへの情熱。
オールデンの魅力、そしてそれを分かち合う仲間がいるからこそ、好きなものを追い求めるからこそ生まれたこの素敵な物語!
さあ、次回はいよいよ最終回!
寝ても覚めてもオールデンへの愛が止まらない男たちの物語がついに完結します!お楽しみに!
(Hongさんありがとうございました!!)