5. 奇跡のコラボ!ホーウィンxニューバランス!
オールデン好きなら誰もが知っているホーウィン。オールデンと言えばコードバン。そしてそのコードバンを作っているのがホーウィンである。
今回のニューバランス1300JP3はそのホーウィンとニューバランスの奇跡のコラボが実現。これはNew Balance M1300史上初めてのことである。
このグレーのレザーの部分はすべてホーウィン製ヌバックレザー。
もちろんこのヒールの部分もホーウィンレザー
ニューバランスM1300の特有の青みのあるスティールブルーグレーを再現するために試行錯誤を繰り返して創りあげた専用のヌバックレザーである。
ふわっふわのホーウィンヌバックレザー
そしてこのホーウィンレザーは品質がすさまじく高い。
難しいカラーを創りあげたということ自体すごいことだが、触れるとそのすごさが非常に良くわかる。
革が”ふわっふわ”なのである。まるで赤ちゃんのほっぺたを触っているような気分になるくらい柔らかい。
持っている人はぜひ意識して触れてみて欲しい。
これを触っているだけで心の底から所有欲が満たされ、得も言われぬ気分となる。
これはもうオールデンファンとしては何としてでも手に入れる必要がある逸品である。
正直ホーウィンレザー、しかもこの品質のヌバックレザーを使ったニューバランスM1300JPモデルがこの価格だなんて安すぎる。
今手に入れなければ、きっとこの先二度と手に入らない。仮に抽選で外れたとしても執念で入手すべきモデルだと僕は考える。
6. 最強の履き心地!”まるで雲の上を歩いているようだ”!
あの坂本龍一が”まるで雲の上を歩いているようだ”と表現した最強の履き心地。
そう、僕はブログでもずっと坂本龍一の言葉だと表現してきた。
しかし最近の書籍などではラルフローレン先生の言葉だと言う。そういえば、僕がDistrict United Arrowsで抽選したあとに立ち寄ったカフェはラルフローレン先生のラルフカフェだった。
この際どちらの言葉でも良い。僕が言いたいのはニューバランスを愛する坂本龍一も、ラルフローレン先生も、そして庶民である僕にとってもニューバランス1300は最高の履き心地であるということである。
庶民が履いても本当に最高の履き心地
僕はニューバランス1000シリーズでは1300CL、1400、1500、1700を所有している。
しかし1300JPはそれを遥かに超える履き心地だった。これには驚いた。
履き心地は1300CLや1400とあまり変わらないと思っていたが本当に違う。
表現が難しいが”しっとり”と、”柔らかく”、そして”包み込まれる”、そんな感じである。例えば1400はしっとり柔らかいが包み込まれる感じがそれほどでもない。1300CLは包み込まれる感じはするがしっとりしているわけではない。
最初に素足で履くとその感覚が非常によくわかる。一番最初にぜひやってみて欲しい。
7. どんなコーデにもハマるその包容力
ジーンズには完璧に合う。オールデン専用ソックスであるグレンクライドはニューバランスにも極めてマッチする。
ヴィンテージのジーンズにも。
キレイ目ジーンズにも。
もちろんジョガーパンツにも。
当然スラックスにも。
そしてセットアップスーツにも。
今回は時間が無いのでニューバランスとのコーデは別の記事に譲るが、本当にどんなコーデにもハマるNB1300JP3の包容力、そして類稀なるデザインには心底驚かされる。
コーデの記事ではどんなスタイルにもハマるその包容力を深堀すると共に、Alden Styleが合わせたいパンツを紹介していきたい。
8. さいごに
今回の7代目モデルとなるNew Balance M1300JP3。
この靴を手にした時の昂揚感はすさまじかった。
最近ではオールデンのレアカラーを手に入れても、ミシュランの星付きレストランに行っても、これほどまでに気持ちが昂ることはなかった。
たかがスニーカー。しかし、このニューバランスの特別感は本当にすごい。
まさか僕の心をこれほどまでに満たしてくれるとは。
絶対に手に入れなければならない靴がそこにはある。
2020.3.1 Alden Style