カラー2 VS. シガーコードバン
まずは色の違いから。カラー2コードバンとシガーコードバンの違いを比べた人も少ないと思います。だって本当に色が違うから並べて比較する必要もない。
でも敢えて並べて比較するとやっぱり全然違う。
カラー2、マホガニー、カラー4など赤系カラーやシガー、モカ、エスプレッソなどの茶系カラー比較などは王道だが、カラー2とシガーコードバンはパッションティーとコーヒーの違いくらいある。
並べてみてもやっぱり違うんだけど、パッションティーもコーヒーは両方とも美味しいように、美しいコードバンはどちらを見ても素敵な気持ちになる。
ラストが違う
カラー2とシガーの色を比べてみようと思ったんだけど、この二つは色以外にもいろいろ違うことに気づいたのでもう少し筆を進めてみる。
まずカラー2はバンラスト。
オールデンのローファーの顔といえばこれ、というくらいオールデンのローファーの中では王道中の王道である。
一方でシガーの方はグラントラスト。
オールデンニューヨークなど海外のショップが得意とするが、ローファーでは結構珍しい。
日本ではラコタハウス丸の内店のオープンと同時に展開されたスタイリッシュな美しいラスト。
スプリットの有無が違う
そしてトゥの顔が大きく異なる。
シガーは縫い目が縦に入っている。
ノルウェイジャン・スプリット・トゥ(NST)と呼ばれる縫い目がその名の通り入っているわけである。一方でカラー2の方は何も入っていない。
ウィズが違う
実はウィズも違う。
カラー2の方はオールデンの王道であるDウィズ。そしてシガーの方はEウィズとなる。
通常NSTが入る方が細く見えるのだが、やはりDウィズとEウィズでは見た目の幅も大きく異なる。
ライナーの違い
カラー2はアンラインド。
いわゆる裏地がない。
生で足を入れる感覚で超絶気持ちいい。
一方でシガーはしっかりと裏地がある。
安定感抜群。
足を入れた後不安になることは一切なし。
オールデンのカラー2とシガーを比べてみたというマイナーな記事を書こうと思ったけど、オールデンのローファーってやっぱりいろいろ違う。
だからオールデンはやめられないのである。
このシガーめっちゃキレイ!
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