ユニクロのリネンシャツが最高にヤバい
僕はフィナモレやバルバのリネンシャツを長年愛用している。1枚3万円以上するイタリア製のリネンシャツを10年以上、20枚近く愛用してきた。そんなイタリア製のシャツに一家言ある僕が言うのだから間違いない。
ユニクロのリネンシャツが最高にヤバいのだ。サイズがなくなる前にユニクロに駆け込んだほうが良い。
ユニクロのリネンシャツが超絶使える3つの理由
1. シルエットがキレイすぎてヤバい
まずシャツはシルエットが命である。僕が長年イタリアはナポリ製のシャツを愛用してきたのには訳がある。ナポリのカミチェリア(シャツ工房)は今でも手縫いでシャツを立体的に仕上げている。立体的に仕上げるからこそ着心地の良さはもちろん、シルエットが極めて美しいのが特徴だ。ナポリのファクトリーブランドが100年かけて創りあげたこのシルエットに僕は3万円を支払っている。そしてその価値は大いにあると思う。
しかし、今季のユニクロのプレミアムリネンシャツはそのナポリのシャツのシルエットに負けていない。ナポリのシャツより上だとは書くつもりはない。しかし十二分に戦える。身幅と丈、そして襟のバランスが最高なのだ。
イタリアのリネンシャツは日本にインポートされる際、日本向けのカスタマイズを行っている。着丈や袖を短くするなど日本人の体格向けにアレンジしているのだ。リネンシャツは春夏に利用することが多い。当然シャツを出して着ることも多いだろう。通常77センチ~78センチの着丈を73センチなどにアレンジしてあるシャツなどはまさにこだわりぬかれたイタリア製シャツの王道である。
そして今季のユニクロのリネンシャツも着丈を少し短くしている。それが美しいシルエットの大きな秘訣だ。
更にプレミアムリネンシャツはシルエットが秀逸であることに加えて極めて着心地が良い。それは立体的に縫い合わされたシャツでしか表現できないが、ユニクロのプレミアムリネンシャツにはもう一つ理由がある。それが素材だ。
2. リネンの品質が高すぎてヤバい
リネンシャツなのだから当然素材はリネンである。このリネンの品質が高すぎてヤバいのである。イタリア製のシャツよりもふわふわでふかふかだ。シルエットはイタリア製のシャツに"負けてない"という表現をしたが、リネンの品質は正直ユニクロの方が高いかもしれない。
写真ではうまく表現できていないかもしれないが本当に"ふわとろ"な触り心地。
ユニクロのプレミアムリネンシャツは、リネンの最高品質と呼ばれるノルマンディ地方のフレンチリネン100%という素材に加え、生地に空気を含ませてふわふわとろとろにするエアタンブラー加工を加えているのだ。
つまり最高品質の素材に日本の最高の技術を使っているから、イタリア製シャツにも勝る最高の着心地が完成するのである。
3. 価格が安すぎてヤバい
正直良くこれで利益が出ると思う。このプレミアムリネンシャツは2,990円。僕は期間限定特価で買ったのでなんと1枚1,990円である。5枚揃えて1万円でお釣りがくるだなんて本当にすごい。セレクトショップのオリジナルシャツでさえ1万4000円程度するのに5枚で9,950円の超高級品質のシャツだなんて聞いたことがない。
計算してみよう。イタリア製の3万円のシャツを5枚買うと15万円だ。でもユニクロのプレミアムリネンシャツを5枚買っても1万円である。つまり14万円のお金が浮く。14万円と言えばちょうどオールデンが買える金額じゃないか。そう、ユニクロのプレミアムリネンシャツを買って浮いたお金でオールデンを買おう。今回はそういうお話である。
まとめ
美しいシルエットのユニクロのプレミアムリネンシャツ、そしてオールデンさえあれば今季の春夏はもうなにも要らない
この金額でオールデンが手に入るのであればもはや個人輸入すら要らない
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