僕の愛するオールデン
ALDEN Especially for brooks brothers
アメトラの王道であるブルックスブラザーズ。小さな靴のファクトリーだったオールデンをブルックスブラザーズが育て上げたエピソードでも有名だ。
ブルックスブラザーズ別注のアンラインドローファーはオールデンの中でも一線を画している。同じオールデンのローファーでもいわゆるアメリカ仕様の986/987シリーズや日本仕様の99162とも雰囲気が違う。共にバンラストを使用しているが、ブルックスブラザーズのローファーはとてもスタイリッシュに見える。
それはアンラインドで仕上げているからなのか、ブルックスブラザーズの雰囲気が為せる業なのかはわからない。甲の長さもアメリカ仕様と同じはずだが、日本仕様のように長くも見えるところが不思議だ。
そんなブルックスブラザーズはもうオールデンの靴を作らないとの話も聴く。それが本当だとしたらきっとブルックスブラザースのローファーはとても貴重なものになっていくだろう。
あれだけ蜜月の仲だったにも関わらず、関係が終わってしまうだなんて、本当に切ない話である。でもだからこそ、本当に大切なものは決して失わないようしなければならない。
聴くところによれば伊勢丹でブルックスブラザーズのローファーが再度入荷するようである。これが最後のチャンスになるのかもしれない。
オールデンは一期一会。欲しいと思ったらその瞬間に捕まえないと後悔の化け物がやってくる。
That's Alden for Brooks Brothers.
ALDEN 987 米仕様で甲の長さも同じはずだが雰囲気がやはり違う
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こちらはスリッポンタイプだがなぜこんなに安いのか
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