7つの習慣の本当の意味
最近なんだか結構忙しい。
忙しいと言ってもいわゆる「7つの習慣」で言われている「緊急」で「重要でないもの」ものに忙殺され、「緊急でない」が「重要なもの」に取り組めていない。
こんな生活を過ごしていては将来おぼつかない。
そんな風に思いながらも「緊急でない」そして「重要でない」ものをやってみた。
期末試験の前になると勉強をせずに部屋の掃除をしたくなる。それと同じだ。
オールデンの在庫の棚卸し
ゴールデンウイークにオールデンの棚卸しをした。
別に僕はオールデンの業者ではないので、在庫とか棚卸しとか関係ないのだが、整理整頓が昔から苦手でたまにオールデンを引っ張り出さないと自分が何を持っているのかもわからなくなる。
ご紹介していないオールデンが結構あった
僕の愛するオールデンたちは一通りブログでご紹介したかと思っていたら、まだご紹介していないオールデンも結構あった。そういえばこんなオールデンもあったなと思いに耽る。中学生の時に部屋の掃除をして昔の手紙を見つけて物思いに耽る、そんな7つの習慣の教えに反する「緊急でなく重要でないこと」に貴重な時間を費やしていく。
でもきっとこういった時間が人生をより豊かにしてくれる。
緊急でもなく、重要でもない。だけどきっと「ココロを豊かにしてくれる」そんな時間が人生には必要なのである。
ビジネス書のバイブルである「7つの習慣」はほとんどの方が手に取ったことがあると思う。しかしその真髄は「緊急ではない重要なことを」きちんと習慣化することで「緊急ではない、そして重要でもないこと」に使える時間を創り出す力を身に着けることではないか、と僕は考える。
まとめ
まだご紹介していないオールデンたちは僕の心の赴くままにご紹介していければと思う
7つの習慣は僕が20代前半の時に当時の上司に勧められて読んだ本だ。ビジネス書の基本としての経営戦略やマーケティング、ファイナンス、アカウンティングなどと同様にきちんと身に着けるべき内容である。特に仕事や人生における優先順位のつけ方についてはこれを読んでおくのとそうでないのではこれから先の人生において大きな差がついてくる。
今は漫画版もあるようだ。別に活字を読むことが重要ではなく、エッセンスを理解しそれを活用することが重要であることから、漫画版でも全く問題ない。僕は昔、尊敬する恩師から「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉を教わった。ドイツのビスマルク宰相の言葉としてあまりにも有名であるが、これをもう少しかみ砕くと「歴史=書物=他者の経験」ということになる。すなわち「本」を読むことで「他者の経験」を「自分の経験」のように得ることができるというわけだ。これは自分の能力を指数関数的に伸ばすために極めて重要なことであり、ビジネスにおいても「自分が経験したことのない領域を意思決定」する際にこの力が試される。
少し話が固くなってしまったがこれは簡単に言えば「食べログ」の評価を見て店を判断するのと同じ原理である。「歴史=他者の経験=食べログの点数」であることから、賢者は歴史から学ぶことで美味しい料理にありつけることができるというわけだ。
最近なんだか結構忙しい。と言ってこういった本を読んでいなかったことは反省をせざるを得ない。漫画版を購入し久しぶりに7の習慣の考え方に触れようと思う。