オールデンモディファイドキャップトゥの雄姿
エイジングの風に乗って
最近とても出番が多いのがオールデンのキャップトゥ。
パーフォレーションを用いた華やかなカラー8のキャップトゥ。
このところ一気にエイジングの風に乗り花開いてきたのでご紹介します!
風格が出てきたキャップトゥ
最近立て続けに履いていたのが奏功し一気に風格が出てきました。靴は毎日履いてはいけないという方もいらっしゃいますが、僕は鍛えるときは毎日ガンガン履いて鍛えます。
ふわっと軽くなる一瞬を見逃すな
オールデンを長年履いている方は経験があると思いますが、オールデンには履いているとふわっと軽くなる瞬間があります。それはエイジングが完成したサイン。コルクが自分の足に沿って沈み、ソールが自分の歩き方に沿って返る。
新しいオールデンを履いていると -特にオールデンは他の靴より重いので顕著ですが- 歩き始めはソールが固い感覚があります。まるで自分の歩きの少し後についてくるような感覚。
履き始めて数回でその感覚は消えていきます。すぐに「あー、やっぱりオールデンは履きやすいな」という履き心地になります。
エイジングシンギュラリティ
しかしオールデンには更に数年たった後「完全に足と靴が一体となるエイジングシンギュラリティ的な瞬間」が訪れます。それは素足の感覚を超える瞬間。ニューバランスの履き心地を大きく超えた最強の履き心地が待っているのです。
歩いていると「ふっ」身体全体の力が抜けて足と靴が一体となる。靴が一気に軽くなる。まるで靴がどこかに行ってしまったかのような驚くべき軽さ。
サイズが完璧に合ったオールデンを数年ちゃんと履くことで訪れる奇跡の瞬間。
完成したエイジング
僕はまだこのレベルまで履きこんだオールデンは数えるほどしかありませんが、パンチドキャップトゥはその域に達しました。
こうなってくると、オールデンは少し粗野な感じの方がかっこいい。きちんと磨かれてはいるけれど、皺の部分には白さが目立ちトゥの部分には砂ぼこりがかかっている。そんな状態が最強にカッコいい。
鍛えるために日に当てたり、美容院で水を食らっても大丈夫(え、ほんと?)
そんなこんなでこんなに若いバーガンディのオールデンが9年という長い歳月を経て
こんなに素敵に花開きました。というお話。
時はすべてを洗い流してくれる。そして美しい物語に変えてくれる。それはオールデンもワインも人生も同じなのである。
超絶技巧でパンチドキャップトゥを磨いたというお話
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