ホーウィン訪問記2！Presented by Tuckさん
Alden Style Special Article！Tuckさんが贈るホーウィン訪問記2！
オールデンのコードバン製造工場へTuck氏が再訪！
Tuckさんといえば、Alden Style Special Article でホーウィン訪問記をご紹介いただいたり、皆の愛するオールデンでAF1と501XXのコーデを披露いただいたりとAlden Styleでも大人気記事の原作者であり、とてつもない影響力を持つオールデン界のカリスマです。
20年を超えるオールデン歴の中で世界中のオールデンショップとのコネクションを持ち、Alden of CarmelのAdam Knottのアドバイザーとしても多くのショップのデザイナーとしてもご活躍されているのは有名な話。
そんなTuckさんがなんとホーウィンを再訪されたのです！
マシューさんとShogoさんと一緒に訪問！
しかも今回は皆の愛するオールデンでも有名なマシューさん、そして前略物欲が止まりませんのブログを書いてらっしゃるShogoさんと一緒に訪問されたというスペシャル企画！
オールデン界の重鎮達がホーウィンに訪問しホーウィンの社長と一緒にコードバンの製造工場を見学するなんて話を聞くだけでワクワクしてしまいます！
Alden StyleやAlden Style Forumに集ってくださる皆さんがこうしてリアルでも語り合う。そんな瞬間が訪れるなんて、オールデン愛を語り合う場をつくるためにブログやフォーラムを立ち上げた僕にとっては感激もひとしおです。
Tuckさんのホーウィン訪問記2をご紹介！
そんな夢の企画であるTuckさんのホーウィン訪問記2をAlden Styeでもお写真や文章を少し引用させていただきながら一部をご紹介いたします！
Alden of Washington DC訪問やレアカラーをホテルでピックアップされるなど本当にワクワクすることばかり！
Alden of Washington DC訪問！
今回のアメリカ出張の前哨戦はD.C. にあるAlden of Washington DC訪問です。ショップのマネジャーであるキャシーにはレアカラーをいくつかお世話になっていて、いつも融通を利かせてくれる為、ある意味お礼を言うためでもありました。笑
ショップにには整然と各種オールデンモデルが並べられ、メインのディスプレイにはアンティークエッジのインディブーツ、ウィングチップブーツが飾られていて、センスのある店づくりが伺えます。
「あんたにシガーシューズ取ってあるわよ」と言うことで早速試着。キャシーにフィッティングを手伝ってもらいながら、他にも色々と試着。お土産にシューホーンとシューレースを大量にもらって次の目的地へ移動です。
せっかくD.C.まで来たのだから、ということで足早に観光を済ませ、レンタカーで二時間ほど運転してホテルに到着。「荷物が二箱ほど届いてると思うんだけど。。。」と言うと巨大な箱と小さな箱が一つずつ出て来ました。。。
大きい方の箱を開けてみると、#8のモデルが3足、シガーブーツが一足入っています。小さい箱からもシガーブーツが出て来て、早速時差ボケで眠くてたまらない中、せっせと靴紐を通し、試着。この時夜中だったので気付きませんでしたが、次の日の朝、太陽の光の中で透かして見たシガーインディの素晴らしい色味に思わずウットリ。。。笑
オールデン界の三大美女であるブレンダ、ジェニー、そしてキャシー！そのキャシーにフィッティングを手伝ってもらいシガーコードバンを取っておいてもらえるTuckさん！さすがはオールデン界のカリスマです！
ミルクチョコレートのようなシガーインディーブーツの美しいこと！
そしてついにホーウィン訪問！しかもホーウィン社長がお出まし！
この後客先を数社訪問し、ようやく最終日のトランジットを利用してホーウィン訪問の日がやって来ました。何よりこの日が特別だったのは、マシューさん、ショーゴさんと初めてお会いする事になっていたのです。数ヶ月前からこの計画を練り、是非一緒に行こうと言う事で予定していたのですが、直前になってニックからメールが。。。「ゴメン、ちょっと出張かぶっちゃって当日いないんだ。。。でも親父に頼んだから大丈夫だよ！」とのこと。親父って、もしかしてホーウィンの社長さんですか？笑
慌ててお土産をもう一つ用意していざホーウィン訪問。ホーウィン社長はすごく気さくでユーモアのある方で、いきなり社長室に入れてもらい、「今片付けるから待ってね、あ、これ因みに今開発中の新色だよ」と言って見たこともないコードバンのサンプルを見せてくれました。「昨日はオールデンの社長来てて、色々話してたんだよ」えっ！、昨日来てたの？それすごいな。。。とビックリ。もしかするとこの新色もその内出て来るのかもですね！笑
「さあ、工場行こうか」と言うことでゾロゾロと社長について工場へ。要領は去年も来たので大体分かっています。最初は原皮のストックヤードです。「原皮は大体フランス、あとカナダの一部。ケベックだよ。あそこはフランス語圏で馬肉を食べる習慣があるんだ」なるほど、だから原皮が取れるんですね。。。それにしても塩漬けにされた原皮には馬の血も滴っていて超グロテスクです。。。「ここで大まかに必要の無い部位を切り取って処理するんだ」匂いも中々です。。。
もう本当に大興奮のホーウィン訪問記です！続きが気になりますがその前にTuckさんにコメントをいただいているのでご紹介！
Tuckさんからのコメント！
昨年末、オールデンスタイルさん、マシューさんと知り合った時から計画していたことがありました。昨年は念願のホーウィン訪問が叶い、アダムからAC-1のオファーももらって言うことなしだったのですが、一点だけ心残りが。。。
初めてのホーウィン訪問は、副社長のニックと僕のスケジュールがなかなか合わず、訪問が実現するまでに随分時間がかかりました。今回は早くから日程調整してマシューさん達とスケジュールを合わせ、一緒に訪問しようと考えていました。
オールデンを愛する友人と一緒にホーウィンを訪ねてこの興奮を分かち合う。。。昨年初めて訪問した時は、ホーウィンシェルコードバンが目の前で作られている様子を目の当たりにして、興奮が止まりませんでしたが、これを誰かと一緒に分かち合いたい。。。これはオールデンを愛する者にとって最高の贅沢です。笑
いや、話が逸れましたが、昨年からの心残りはそのことではなくお土産の話です。笑
昨年訪問した際に、「そうだ、ホーウィンに行くなら折角だから何か洒落たお土産がいいな。。。ウイスキーは重いし、液体だし。。。ラベロってそもそも何だろう？？あ、そう言えば葉巻の形をしたクッキーで、シガー何とか、っていうのがあったからそれにしよう！」と思い空港に行ったものの、結局見当たらず、泣く泣く緑茶などの何のシャレもないお土産になってしまいました。
なんだそんなことかと思うかもしれませんが、関西人の僕にとってウケは重要です。笑
今回はネットでお土産を事前に手配し、準備万端と思いきや、直前になって予想外のトラブルが。。。「ゴメン、急な出張が入って当日いないんだよ。。。代わりに親父に案内を頼んどいたから！」と言われ、え、マジか？と一瞬思いましたが、よく考えると、ニックの親父という事はホーウィンの社長ですから、社長直々に工場を案内してもらえるということですので、それはそれで凄いな！と思い直し、お土産を一つ追加してシカゴへ向かったのでした。
今回は前回の予備知識がありましたので、より詳細な内容になっていると思います。通常簡単に行けるもんではありませんので、前回より写真も豊富に掲載し、きっと皆さんにも喜んで頂ける内容になっているのではないかと思います。
前回は同僚と二人、今回は四人での訪問ということで、大の大人達が、「すげー、これが生コードバンか！この切れ端もらえないかな。。。」、「いや、それはコードバンでないところを切り落とした部分だから、厳密にはただの馬のお尻の皮ですよ。。。」などとワイワイ言いながら大興奮のホーウィン訪問となりました。この興奮を少しでも皆さんと共有出来れば嬉しいです。笑
Tuckさんのお土産のおハナシ面白いですね！Aldenの経験、知識はもちろんこういったTuckさんの”おもてなしの心”や”人間力”が世界のオールデンの重鎮達から尊敬の念を集めることに繋がっているのだと思います！
Tuckさんホーウィン訪問記本当にありがとうございました！
Alden of Tuck ホーウィン訪問記全文はこちら！
Alden of Tuck -ホーウィン訪問記2-
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